第1選
Erica Synths Pico System III ユーロラック シンセ音声モジュール
⭐⭐⭐⭐⭐
総合評価:A (74)
ここが良い!
- 必要要素が小さくまとまり、短時間で「音になる」スピードが速い
- 硬質で抜けの良いキャラクターで、リズム主体のループが作りやすい
- 小型でもパッチングの学びが濃く、発想の転換が起きやすい
ここが注意!
- つまみが小さく、ライブでの瞬間操作は慣れが必要
- 音色の太さや“王道の歌うメロ”より、質感・構成勝負になりがち
- 拡張すると楽しい反面、沼に入りやすい(電源・ケース・配線管理)
第2選
MOOG Mother-32 セミモジュラー・ユーロラック・アナログ・ シンセサイザー 32ステップシーケンサー搭載 VCオシレーター ラダーフィルター MIDI入力 拡張パッチベイ CVジャック
⭐⭐⭐⭐⭐
総合評価:A (76)
ここが良い!
- ラダーフィルターの“押し出し”が強く、ベース/リードが即戦力
- 32ステップシーケンサーでフレーズが回りはじめるのが早い
- パッチ無しでも完成度が高く、パッチで伸びしろも確保できる
ここが注意!
- 1オシレーター中心なので、厚い和音・多重感は工夫が必要
- 音の方向性は“Moogの旨味”に寄りやすく、変態方向は追加要素が欲しくなる
- フィルターとエンベロープの動きは分かりやすいが、意外と奥が深く沼る
第3選
Make Noise 0-Coast
⭐⭐⭐⭐⭐
総合評価:A (78)
ここが良い!
- イースト/ウエストの境界を越える設計で、偶然の“当たり”が多い
- アタック〜倍音の崩し方が豊富で、効果音〜リードまで表情が出る
- 短いパッチでも実験感が強く、マンネリを壊すのに向く
ここが注意!
- 分かりやすい“王道アナログシンセ”の太さとは別ベクトル(好みが分かれる)
- つまみの役割が直感通りでない場面があり、理解に時間が要る
- 綺麗なメロディを安定して鳴らすより、揺らぎ・歪み・変化を楽しむ機材
第4選
ベリンガー パラフォニックアナログ セミモジュラーシンセサイザー NEUTRON 赤
⭐⭐⭐⭐⭐
総合評価:A (75)
ここが良い!
- 太さと荒さのバランスが良く、歪み・質感で曲の芯を作りやすい
- パッチベイが広く、拡張/改造の入口として遊び倒せる
- 即戦力の“汚れたかっこよさ”があり、ドラム/ベースの相性が良い
ここが注意!
- 音が前に出る分、ミックスでの居場所作り(EQ/帯域整理)が必要になりやすい
- 設定次第で暴れやすく、狙った音の再現性はメモ運用が欲しい
- パラフォニック的に使う場合、和音の気持ちよさは割り切りが必要
メモ
失敗しない選び方
- 最初に「作りたい役割」を決める(ベース担当/リード担当/効果音担当/ループ生成機)
- “すぐ曲になる”重視なら、シーケンサー内蔵や素直な音作りの機種を優先する
- “発想を壊す”重視なら、変調ルーティングが強い機種を選ぶ(偶然の当たりが増える)
- メロディ重視は、ピッチ安定・演奏性・外部MIDI/CV連携のしやすさを確認する
- リズム重視は、エンベロープの切れ・LFO/ランダム・ゲート運用のしやすさを見る
- 将来ユーロラック拡張するなら、パッチポイントの種類と数(CV/Gate/Audio)を最優先で見る
- 長く使うなら「つまみの触りやすさ」「再現性(メモしやすさ)」「ライブ運用のしやすさ」も評価軸に入れる
